大きな梅の木の下で我が家の梅の花が咲いています。一番寒いこの時期に淡いピンクの花が満開です。 樹齢は40年を越えたかなり大きな梅の木で、長く伸びた枝葉は小さな庭を すっぽり覆っています。 この「大きな梅の木の下で」移りゆく四季、について書きます。 1月から2月、冬の日差しの中、たくさんの蕾が少しずつ膨らむのがわかります。 やがて枝の先にある蕾から1つ2つと開き始め、たちまち満開に。 見上げると、まるで庭いっぱいに広がる淡いピンクの傘の様です。 この時期には毎日メジロの夫婦が蜜を吸いにやって来ます。 「梅に鶯」と云われますが、梅の花に来るのは黄緑色の可愛い小鳥、メジロなんです。 鶯は薄茶色をしているので、いわゆるウグイス色はメジロの色だったのです! 花から花へ飛び廻り、蜜をすい、じゃれ合いながら、花びらを少し散らして帰ります。 やがて無数に舞い落ちる花びらが小さな庭に白い絨毯を敷き詰めます。 5月になると、若葉の影にたくさんついている小さな実がみるみる大きくなります。 6月の初め、すっかり大きくなった梅の実をいっぱい収穫します。 これで1〜2か月後に飲むジュースエキスと1年間は寝かせて飲む梅酒を造ります。 7月〜8月、枝葉は生い茂り緑の大きな日傘となって暑い太陽をシャットアウト。 木漏れ日や吹き抜ける風まで涼しく感じさせてくれます。 そして秋、緑の葉が少しずつ黄色に変わり、変わった葉から順に落ち始めます。 中には赤くなる葉も交じり、桜の紅葉によく似ています。 12月、落葉も終わり、暖かい冬の陽が差す日には梅の枝落しと剪定をします。 高い枝に足場を作り、春から夏に1〜2mも伸びた枝を1本ずつ切っていきます。 今年の最後の庭仕事。これをさぼると翌年の梅の木はジャングル状態になります。 |